ダイビングを始めて10年ぐらいで、世界中の国でダイビングを楽しんで来ました。毎年のように海外のダイビングスポットを探して潜ってきましたが、新型ウイルスの世界的な流行となり、容易に海外渡航が出来なくなりガッカリしてました。
そんな時にダイビング仲間から、日本でも沖縄でダイビングの楽しめるスポットがあるとすすめられて調べてみたら、恩納村にあるワールドダイビングショップの評判が良かったのでいってみようと決断しました。
恩納村ダイビングで検索したら、どのサイトでも一番人気で出てくるダイビングスポットに、青の洞窟があります。早速青の洞窟を潜れるダイビングショップを探して、最近新型ウイルスで潜って無かったのでレッスンも一緒に申し込みました。
レッスンスクールでダイビングの基本講習を受けて、翌日恩納村の真栄田岬に那覇市内の58線を北上して車で向かいました。
真栄田岬自体も天気が良くて景色が素晴らしく、青の洞窟への期待感がどんどん膨らんで行きました。観光地だけあって、駐車場も十分な台数分あり、お手洗いやコンビニ風の売店や、シャワールーム付きの更衣室までありました。
更衣室でダイビングスーツに着替えて、真栄田岬の展望施設や更衣室から約200メートル歩いてダイビングスポットまで移動しました。
休日だけあって、青の洞窟に潜る順番待ちの行列ができていて、こんなに人気があるんだと驚きました。青の洞窟に潜る順番が回るまで暫く景色を楽しんだり周辺の海の浅瀬を軽く潜って時間を潰していたのですが、周辺の海も熱帯性の鮮やかなカラーリングの魚が泳いでいて素晴らしかったです。
そして休憩をして30分ほど経った頃にやっと潜る順番が回ってきました。
周囲の海も綺麗だったのですが、青の洞窟に潜ると鍾乳洞が太陽光に照らされて、幻想的なブルー色に光り水深2から6メートルの凄い浅い海底洞窟なのですが綺麗でした。
そして青の洞窟は奥に続いているのですが、ライトが無いと奥に潜れないし60メートルも続いているのでボンベが無いと行けないとと言われて、シュノーケルだったので諦めました。
だけどちょうどリュウキュウハタンポの産卵時期で、無数の魚が洞窟内を泳ぐ風景や、伊勢海老が移動する光景を見られてすごく感動しました。
せっかく沖縄まで来たので、時間もまだあったので恩納村の青の洞窟の近場のダイビングスポットを探してアオウミガメの生息風景の見られる細長い根の続く人気の場所に向かいました。
ここは船で行かないといけない場所だったので、ダイビングショップの船に乗ってそのスポットまで向かいました。
ここは水深が16メートルもあり初心者じゃ潜れないと言う事があって、ダイバーが殆どいなくて空いている海に潜れると説明を受けました。
青の洞窟と違って10メートル以上深いので、上層部が青の洞窟のように光っているのを漆黒の快適から見上げる幻想的な景色を体験できました。
その光の自然のイルミネーションを楽しんでいたら、海面の上層部にアオウミガメがゆっくりと泳いできました。ゆったりと泳ぐウミガメは、まるで宇宙遊泳しているように浮遊感が伝わって来て、まるで宇宙空間にいるかのような不思議な体験ができました。
もう少し潜っていたかったけど、酸素ボンベの容量が減っていたので後ろ髪を引かれる思いで船に上がりました。
恩納村ダイビングショップのワールドダイビングでは、他にも見どころがあるとすすめられて綺麗な魚が見たかったので、クマノミの多いスポットを教えてもらい行ってみました。アメリカンアニメ映画で登場するクマノミが群れで泳いでいる場所では、透き通るエメラルドブルーの海に鮮やかな魚が泳いでいるのはまるで竜宮城に来たような気持になり感動しました。
見どころはクマノミだけでなく、スズメダイや大型の魚や見た事も無い大きな蛇のような魚に遭遇して、自分が水族館の水槽の中を泳いでいるような体験ができました。
透明度も高い海だったので、奥の方にいる魚の群れが次のアトラクションはこっちですよとアピールしているようで、移動するたびに感動の景色が広がってました。クマノミも映画で出てきたオレンジ色だけでなく、黒や黄色などの色違いの物もいて凄くカラフルでまるで花火を見ているようで綺麗でした。
ワールドダイビングのインストラクターからクマノミ以外のスポットもすすめられたので、クロスラインと言う場所にも行きました。
浅い砂浜なのでシュノーケルで砂地の定置網のロープがクロスしているのでこの名前が付いたスポットで、ハゼやオコゼなど海底の魚が多くいて、ピンクやオレンジのカラフルなハゼの綺麗さに見とれつつ、珍しいおさかな鑑賞を満喫しました。
すごい珍しい色のハゼがいて、これって紫とオレンジで毒キノコ見たいですねとインストラクターに聞いたら、美味しいから地元の人は食べてますと言われて驚きました。久しぶりに沢山のダイビングスポットを満喫できて、また恩納村に行こうとリピートを誓いつつ帰路につきました。